千葉市蘇我球技場(ちばけんそがきゅうぎじょう)は、フクダ電子アリーナ(ふくだでんしありーな)と呼ばれている千葉市蘇我スポーツ公園にある球技場です。
千葉市蘇我スポーツ公園には様々なグラウンドがありますが、大々的に観客を動員できる設備があるのはこのアリーナだけになります。Jリーグサッカーチームのジェフユナイテッド市原・千葉(JEF United Ichihara Chiba)のホームスタジアムです。スタジアムと隣接しているJFEスチールと関連していると勘違いしている方もいるかもしれないが、JEFは、クラブの母体となったJR-East(=JR東日本)・Furukawa(=古河)の略称に由来します。前身は古河電気工業サッカー部でした。1946年創部と歴史のあるチームであり、1993年のJリーグ開幕時より加盟しているオリジナル10チームのひとつであるが、2009年にJ2に降格、現在に至っています。(2022年現在)
アリーナには屋根があるので、日差しのきつい真夏日や雨天でも、体にやさしいです。 なお雨天時は、座席の位置によっては雨が吹き込む場合もあります。念のため、カッパなどの雨具を用意していくと安心です。バックスタンド後方の5〜10列ほどは広い開口部から雨が吹き込むことが多いです。逆に晴れた日は午後〜夕方の日差しをモロに浴びやすいです。また入場口はメインスタジアム側で入場してから結構歩きます。トイレが少ないので満員時は早めに行きましょう。
あの熱い応援を体験してみたい方には、ゴール裏2階席なんかがおすすめです。
アクセス(住所)
〒260-0835 千葉県千葉市中央区川崎町1−20
駐車場 公園駐車場1,266台
喫煙所 入場ゲートから入ってすぐのメインスタンドC・D入口あたりに1箇所とバックスタンドJ・I入口あたりに1箇所の計2か所ありましたが、2021年2月より全面禁煙化となりました。フェスでは臨時設置されることもあります。
入場ドリンク代 なし
千葉市蘇我球技場の外観
キャパシティ(最大収容人数)
19,781人
座席表
イベントスケジュールとチケット情報
📚豆知識
フクダ電子アリーナ(フクダでんしアリーナ: Fukuda Denshi Arena)は、千葉県千葉市中央区の千葉市蘇我スポーツ公園にある球技場です。施設は千葉市が所有し、株式会社千葉マリンスタジアム、ジェフユナイテッド株式会社など4社で構成される「SSP UNITED」が指定管理者として運営管理を行っています。
千葉市の条例上の名称は千葉市蘇我球技場(ちばしそがきゅうぎじょう)だが、開業当初から医療機器の製造販売を行うフクダ電子が施設命名権を取得し「フクダ電子アリーナ」(略称「フクアリ」)の名称を用いています。
川崎製鉄千葉製鉄所(現・JFEスチール東日本製鉄所)の沖合い埋立地区への移転に伴い生じた遊休地に設定された「蘇我特定地区」内に整備された千葉市蘇我スポーツ公園内に建設されたスタジアムで、2005年10月16日に同公園内の施設の中では最初に開業しました。なお、現在も商業地区と住居地区(予定地)の間に製鉄所のマネージメント地区となるJFEスチールのオフィススペースが残っています。
開業後から日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)に所属するジェフユナイテッド市原・千葉(ジェフ)がホームスタジアムとして使用しています。収容人数は19,781人です。元々千葉県は2002 FIFAワールドカップに合わせて市原市八幡地区(現在の市原スポレクパークのエリア)に5万人程度が収容できる県営スタジアム(千葉県営スタジアム)の建設を計画し、ジェフのホームスタジアムを市原緑地運動公園臨海競技場(市原市)から移転する計画があったが、W杯開催都市に千葉県が落選した事で計画が頓挫してしまいました。これと平行して千葉市による球技場の建設が計画されたことから、改修計画を進めていた市原臨海と併用する形でジェフのホームスタジアムとして利用開始、2006年は市原臨海の改修工事本格化に併せてジェフのホームゲーム全試合を本スタジアムで開催、その後市原臨海の改修規模縮小(事実上の本拠地使用断念)を受けて以後はホーム全試合を本スタジアムで開催しています(なお、市原臨海競技場は試合開催こそなかったが、フクアリとともに2010年までJリーグに本拠地登録を行っていた)。
2007年にグッドデザイン賞(建築・環境デザイン部門)を受賞しています。
本スタジアムの完成後、蘇我スポーツ公園内(スタジアムの東隣)に多目的広場(フクダ電子スクエア)などが建設されたほか、隣接地にジェフのクラブハウスや練習所を兼ね備えたユナイテッドパークが整備されています。
設計は味の素スタジアムと同じく日本設計によるものである。都市再生機構が発注し、清水建設、大林組、新日本建設によるジョイント・ベンチャーによって建設工事が行われました。
ワールドカップ時に建設された多くの巨大スタジアムとは一線を画し、Jリーグサッカーのイベントスケールに見合った、観やすく、使いやすく、よりコンパクトな「次世代型」「地域密着型」スタジアムをコンセプトに設計されています。
フィールド
フィールドの大きさは、68m×105mで、更に縦横共に3m余計に芝生が植えられています。これにより国際サッカー連盟の定めるピッチ上の規格を満たしています。芝生は、夏芝としてティフトン419が、冬芝としてペレニアルライグラスが採用されています。
スタンドとフィールドの間には最小で8m(コーナー付近)、最大で15m(バックスタンド中央)の間隔が設けられています。災害時にはここが作業用車両の通路として使用されています。
スタンド
収容人数は座席数が18,500席、立ち見が1,281人分確保されており、消防法に依拠したキャパシティの合計は19,781人です。これには、ロイヤルシート80席、身障者用席110席、記者席84席が含まれています。この内、これまでに立ち見分のチケットは発売されていない。ジェフのホームゲームではこれに、アウェイサポーターとの緩衝地帯が設定されるため17,000席前後のチケットが販売される事になっています。
現在までの最多入場者数は、2010年J2第26節(2010年9月19日)の千葉ダービー(ジェフ×柏レイソル)における18,031人(立見席販売なしで緩衝地帯を空けた状態での収容限度ぎりぎりの人数が来場)、入場者数記録の第2位は2009年シーズンのガンバ大阪戦(17,916人。ホーム開幕戦であり、フクアリの奇跡後初のホームゲーム。)、第3位は同年シーズンの柏戦(17,899人) です。
スタンドの形状は2層式の楕円形となっています。メインスタンド上段外側(ジェフのホームゲームにおけるホーム(アウェイ)コーナー自由席) の一部は逆サイドのコーナーの攻防が死角に入ります。
またピッチ内の通風性を確保するためにスリットが設けられています。
バリアフリーとしてメイン、バック、両サイドの1階スタンド最後列に計9箇所の車椅子用のスペース合計110席が確保されています。これらの座席からは車椅子用スペースの前の座席にいる観客が立ち上がっても車椅子スペースにいる車椅子使用者のピッチへの視点が確保されるよう配慮されています。
車椅子使用者のために、地平からスタジアムコンコースに移動するためのエレベーターがホーム側サイドスタンドコンコース1カ所に設置されています。
ホスピタリティ
メインスタンド、バックスタンド、ホーム側サイドスタンド、アウェイ側サイドスタンドに火の使用ができる調理用ブースが設置されており、飲食物が供される。チケットブース外にはスタジアムレストランが設置されています。
メインスタンド、バックスタンド、両サイドスタンドコンコースにグッズ売店が設置されています。この内メインスタンド、バックスタンド、ホームゴール裏売店では、2008年3月15日のシーズン開幕戦からSuica(Suica電子マネー)とPASMOの利用が可能になっている。又同年3月18日からは、Suicaと電子マネーの相互利用を開始したICOCA(ICOCA電子マネー)も利用可能です。トイレは各スタンドに2ヶ所ずつ合計8ヶ所設置されています。
屋根
屋根はスタンドの最前列付近を除きほぼ全てのシートを覆っています。過去の例からも全席屋根付きのサッカー専用スタジアムは採光性の悪さからピッチ上の芝の育成に問題があったが、当スタジアムでは南側にあたる、アウェイ側サイドスタンドの屋根の素材に透光性のある素材を採用しており、採光に対して配慮を行っています。海沿いのため、風が強い日は屋根がある場所(風向きの関係で特にメインスタンド)でも雨がかかる場合があります。
また当スタジアムでは、この屋根に降った雨水を採集出来るようになっています。こうして採取された雨水は、トイレなど飲料以外の目的に使用されています。
照明及び視聴覚装置
照明は各スタンドの屋根の上部に設置されています。
当スタジアムでは当初大型ビジョンの採用は見送られる事になっていた(準備工事のみはする事になっていた)が、その後JFEの寄贈により三菱電機製のLEDディスプレイ「オーロラビジョン」の設置(アウェー側のゴール裏スタンド)が決定された。これは千葉市がJFEから土地を取得した際の購入金額が問題になった事への配慮も含まれています。又、コンコース内に4基あるモニターはイレブン懇談会(下記参照)委員の一人であった奥山泰弘(スタジアムオープン前に死去)及び遺族からの寄贈です。
ジェフのホームゲームにおいては、バックスタンド側の広告看板のスペースにLED式の映像装置(オーロラリボン)を設置し、動画による広告を行っています。
災害・緊急時の役割
当スタジアムは災害時に活用するという理由で、建設にあたって国から補助金を受け取っています。そのため、スタンドの形状、スタンドとピッチの間のスペースなどはそれを理由に制約を受けています。
命名権を取得したフクダ電子から提供を受けた自動体外式除細動器(AED)が複数個設置されています。Jリーグの試合運営規定により選手用・観客用に各1台以上のAEDを試合会場に準備しなければならない事に起因しています。
Wonderful insights! The way you break down the complexities is commendable. For additional information on this topic, I recommend visiting: EXPLORE FURTHER. Keen to hear more opinions from the community!