金沢歌劇座(読み方:かなざわ かげきざ)は、石川県金沢市に位置する劇場で、主にオペラやバレエ、ミュージカルなどの舞台芸術を上演するための施設です。1991年に開館し、その美しい建築と高い音響効果で知られています。金沢市の文化の象徴的な場所となっており、地元のアーティストや国内外の著名な公演も行われています。また、地域のプロモーションや教育活動にも力を入れており、若手アーティストの育成にも寄与しています。金沢歌劇座は、訪れる人々に感動的な芸術体験を提供する場として重要な役割を果たしています。
兼六園から少し歩くと美術館の近くにあります。金沢駅からバスで行く場合は、歌劇座の前にもバス停がありますが、兼六園方面のバスに乗り美術館の近くで降りた方が便が多いです。自家用車は便利ですが、市内の通路は狭いかつ 一方通行も多くあり、土日は酷い渋滞となり オススメできません。どうしてもという場合は、金沢駅周辺に停めて歩いて行くほうがよいです。会場近くの飲食店はコンビニぐらいしかありませんので、コンビニで買って2階のテーブル席で食べるのがベストかと思います。どの座席に着くにも階段の多い会場です。1階13列目までだとかなり近くで見られます。2階席はなぜか最前列だけかなり前にせり出して、後列との間に通路があります。2階席でも前の人の頭が被らない設計です。
📭アクセス(住所)
〒920-0993 金沢市下本多町6番丁27番地
TEL(076)220-2501(代)
FAX(076)222-9000
北陸鉄道バス | 金沢駅東口バス3番のりばより「東部車庫」「金沢学院大学」行きに乗車、本多町にて下車 (乗車時間 約20分、運賃 210円) |
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城下まち金沢周遊バス | 金沢駅東口バス7番のりばより乗車、本多町にて下車 右回り・左回りルートどちらも本多町は通ります。 (乗車時間 右回り・左回りともに約19分 運賃 210円) |
※ 北陸鉄道バス・城下まち金沢周遊バスに関する問い合わせ
北鉄バステレホンサービスセンター TEL:076-237-5115
北陸鉄道株式会社 http://www.hokutetsu.co.jp
まちバス (土日祝のみ運行) | 金沢駅東口JRバスのりばより乗車、本多町にて下車 (乗車時間 約20分、運賃 100円) まちバスホームページ http://www.machibus.com/ |
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タクシー JR金沢駅東口から約15分
🚙駐車場 76台
駐車場料金
1台当り初めの1時間 250円 以後30分につき 150円 午後10時~翌日午前8時までは1,000円限度
※満車の場合は金沢市役所など近隣の有料駐車場をご利用ください。
🚻トイレ 少ない
🍹入場ドリンク代 なし(別途チケット)
金沢歌劇座の外観👓
💺キャパシティ(最大収容人数)
大ホール
1919席の大ホールは県下最大。
大規模コンサートから学会、講演会等様々な用途にお使いいただけます。
- 竣工 昭和 37年5月、別館:昭和45年4月
- 構造 鉄骨鉄筋コンクリート造り
- 階数 地下1階 地上5階(一部2階・3階)
- 規模 敷地面積 9,805.42m2(2,971坪)
- 延床面積 10,308.86m2(3,118坪)[ホール1F 899.0m2 固定席 1,230席/ホール2F 504.0m2 固定席 689席/計 1,919席(うち車椅子席4席)]












大ホール座席表

その他の施設

⏰イベントスケジュールとチケット情報🎫
金沢歌劇座の歴史
1962年に、金沢の観光産業と文化・産業の振興を目的として創設された施設で、運営は(公財)金沢芸術創造財団が行っている。
金沢歌劇座は、旧金沢市電気ガス局(のちの金沢市企業局)庁舎の跡地に建設されたものである。その建設費用は、戦時中の配電統制令により市営電気供給事業を手放した金沢市が太平洋戦争後に求めた公営復元について、それを断念させる補償として北陸電力が負担した。
開業当初のみ観光物産コーナーを設けていたが、その後は地元住民向け催物ホールと化していた。そのため外来観光客からは「観光物産館と間違えやすい」という声が多く、改称論議が持ち上がった。2006年3月から市文化施設名称検討委員会が検討を続けた結果、2007年10月1日に金沢歌劇座へ改称した。
2010年12月までに耐震改修工事を行ったがその後も老朽化が課題となり、2019年には『芸術文化拠点』として金沢市が建て替える方針を示した。また、建て替えする際の高さ制限が、「金沢市における伝統環境の保存及び美しい景観の形成に関する条例」(景観条例)において金沢歌劇座周辺の区域が18mと定められている。そのため、現在地での建て替えは地下を深く掘削しなければならず、構造面でクリアできないため現在地以外での建て替えも検討されていた。しかし、2022年度に検討会は現敷地での建て替えと日本銀行金沢支店用地への移転を比較し、現敷地での建て替えが総合的に優位であると結論づけた。村山卓金沢市長は、2023年3月市議会定例会で、検討会の結論を受けて、今後施設の規模などの検討に入ることを示した。
2020年11月には優良ホール100選に選出され、12月1日に認定された。