東京キネマ倶楽部(読み方:とうきょう きねま くらぶ)は、東京都の鶯谷(うぐいすだに)にあるダンスホール新世紀と同じ建物の1・5~7階のライブハウス・イベントホールで、元グランドキャバレーを改装した施設です。受付は6階になり、ステージフロアの5階(下階)へは階段を降ります。6階バルコニー席(中階)・7階ロフト(上階)はソファーがあり関係者席になることもあります。中階・上階からはメインフロアの様子がよく見えます。造りは渋谷O-EASTをメインフロア段差無し・柱無しで3フロアにした感じです。
建物1階の空きテナントで並行物販を行う事もあります。
新宿にもBARキネマ倶楽部というお店がありますので、お間違え無いようにご注意ください!

【総評:大正ロマンの薫る唯一無二の空間。ただし、オタクの体力と事前の予習が試されるハコ】
普段はいわゆる「幕張メッセ」や「パシフィコ横浜」のような、だだっ広い展示ホールでの味気ない握手会に慣れていたため、この東京キネマ倶楽部の独特すぎる世界観には圧倒されました。
元キャバレー(グランドキャバレー)だった建物をそのままライブハウスとして再生しているため、内装はまさに「大正ロマン」や「昭和レトロ」を具現化したような豪華絢爛かつノスタルジックな雰囲気。一歩足を踏み入れた瞬間に、日常から切り離された非現実感を味わえます。推しメンと握手する空間としては、これ以上ないほどドラマチックでエモいシチュエーションが完成していました。
ただ、現代的なイベントスペースや展示ホールとは構造が180度異なるため、「アイドルの握手会イベント」という用途においては、いくつか特有のメリットと強烈なデメリット(注意点)があります。今後、初めてここで開催される特典会に行く方の参考になれば幸いです。
良かった点(メリット)
雰囲気が最高。推しが3割増しで輝く
お馴染みの「白い長机とパーテーション」で区切られただけの味気ない握手レーンとは違い、背景にあるレトロな壁紙や、怪しくも美しい照明のおかげで、推しメンのビジュアルがいつも以上に神がかって見えます。チェキ撮影会などが併設されている場合は、どこで撮っても最高の背景になります。
名物の「サブステージ(階段)」演出
イベントのオープニングやミニライブ、あるいはメンバーの登場シーンで、上手(舞台向かって右側)にあるあの有名な螺旋階段からメンバーが降りてきたときは鳥肌が立ちました。宝塚か昭和の歌謡ショーかという大迫力で、これを見られただけでも「キネマ倶楽部でやってくれてありがとう」という気持ちになります。
駅からのアクセスは良好
JR山手線・京浜東北線の「鶯谷駅」南口から徒歩3分ほど。駅を出て陸橋を渡ればすぐに見えるので、迷うことはほぼありません。駅近という点では非常に優秀な会場です。
気になった点・注意すべき点(デメリット)
「階段移動」がとにかく過酷
このハコの最大の難点です。エレベーターはありますが、イベント時は基本的に出演者や搬入、あるいは車椅子の方などの優先になり、一般のオタクはビル6階分の非常階段を徒歩で上り下りさせられることが多いです。
今回の握手会では、待機列が非常階段に形成されたため、冷房の効かない(あるいは冬なら極寒の)階段室で延々と並ぶ羽目になりました。握手する前に足が棒になります。体力に自信のない方や、ヒールのある靴を履いていく女性ファンは本当に気をつけてください。スニーカー推奨です。
フロアがそこまで広くない(キャパシティの限界)
ライブ時のキャパは600人程度ですが、握手会の「待機レーン」を中に作ると、一気に床面積が圧迫されます。今回はメンバーごとにレーンが細かく分けられていましたが、フロア内は文字通り「すし詰め」状態。パーテーションの配置もかなり苦しそうで、隣のレーンの剥がしの声や、BGM、ファンの話し声が反響して、推しメンとの会話がかなり聞き取りづらかったです。耳を限界まで近づけないと声が通りません。
6階フロア内の段差に注意
元キャバレーなので、メインフロアの周りを囲むように一段高くなっているボックス席エリアなどがあります。薄暗い中で移動するため、足元の段差につまずきそうになっている人を何人も見かけました。推しとの握手を終えて、脳内物質が出まくってフワフワした状態で歩くと普通に転びます。
周辺環境(鶯谷という街)の独特さ
言わずと知れた都内有数のホテル街・ディープな歓楽街のど真ん中にあります。昼間はまだしも、夜の部の特典会終わりなどに周辺を歩くのは、女性ファンや若い学生さんだと少しギョッとするかもしれません。駅まではすぐですが、周辺でたむろして時間を潰せるような、お洒落なカフェなどは少なめです(喫茶店や居酒屋はたくさんあります)。
【まとめ:遠征してでも一度は体験する価値あり】
ホスピタリティや快適性、スムーズな列消化を求めるなら、間違いなく幕張やパシフィコの方が上です。キネマ倶楽部での握手会は、並ぶ環境としてはなかなかにハード(特に階段)と言わざるを得ません。
しかし、あの「妖艶でレトロな空間で、大好きなアイドルと1対1で言葉を交わす」という体験は、他のどの会場でも絶対に味わえない特別な魔力があります。まるで映画のワンシーンに入り込んだかのような錯覚すら覚えます。
もし応援しているグループが「東京キネマ倶楽部で特典会をやる」となったら、体力的な準備(履き慣れた靴、水分、荷物は駅のロッカーに預ける等)を万全にした上で、ぜひ足を運んでみてください。最高にエモい思い出になることは間違いありません。
📭アクセス(住所)
東京キネマ倶楽部
東京都台東区根岸1-1-14
TEL 03-3874-7988
最寄り駅👣 「鶯谷駅」南口から徒歩3分
高架道路を渡って下る(エレベーターもあります)イメージです。渡らなくても降りてからトンネルをくぐれます。
ダンスホール新世紀のあるビルです。
東京キネマ倶楽部の外観👓


🏪近くのお店 並びにファミリーマートや日高屋があります。
🚙駐車場 なし(『周辺コインパーキング検索』からお探し下さい。)
🔐コインロッカー ステージフロア(下階)カミテ側のドリンクバー前に108個(500円)

👜クローク あり

🚬喫煙所 なし(『周辺喫煙所マップ』からお探しください。)
🚻トイレ ステージフロア(下階) 男子 大2・小3 女子
トイレ前に段差があるのでご注意ください!

開場前トイレ
並びのファミリーマート、道路を渡ったGEO、鶯谷公園などに無料トイレがあります。

🍹入場ドリンク代 500円程度(別途チケット)

ペットボトルは無く、プラカップでの提供です。

💺キャパシティ(最大収容人数)
ステージフロアは5階、バルコニー席にあたる6階があり、フロア構造によって収容人数が変わります(スタンディング時は5階で約600人、着席時は約300席、6階の座席を加えると最大で約1,000人程度)
- 5階(メインフロア):スタンディング可能で、段差はなくフラット。ステージ前の最前列には約20〜30人が並べます。ステージの高さは約1mで、後方からでも見やすい設計です 。
- 6階(バルコニー席):着席専用で約80〜100席。ステージに近く、見やすい座席配置になっています。
📷座席からの見え方



























📝東京キネマ倶楽部の座席表例
基本的に仮設イスを左から1番、前からA列としてステージフロアに並べるようです。(この表の1階席とは5階の事です)。バルコニー席はソファーに座席番号がふられた紙を背もたれに貼ります。

⏰イベントスケジュールとチケット情報🎫
東京キネマ倶楽部のイベント予定
観光スポット🌸
高架道路を道なりに鶯谷駅を通り過ぎて歩くと上野恩賜公園があります。
